ビル改修施工例

新たな付加価値をつけるビル改修

  • 施工前

    施工前
    昭和の雰囲気が漂うビルでした。

  • 施工完了

    施工完了
    石調の外壁で、高級感のある現代的なビルになりました。

  • 外壁施工前

    外壁施工前
    昔ながらのタイル仕上げでした。

  • 外壁施工完了

    外壁施工完了
    みかげ石調のデザインとなりました。

  • 外壁施工前

    外壁施工前
    ダークブラウンの外壁は剝落の危険性のある箇所もありました。

  • 外壁施工完了

    外壁施工完了
    明るくスタイリッシュなデザインになりました。

  • シーリング工事

    シーリング工事
    窓枠にシーリングを充填していきます。

  • 外壁下地補修

    外壁下地補修
    クラックがある箇所はタイルを撤去し、躯体のひび割れを補修します。

  • 外壁下地補修

    外壁下地補修
    大きく欠損した箇所もあり、これが落下したら大事故につながりかねません。

  • 外壁下地補修

    外壁下地補修
    モルタルにて補修を行いました。

  • 防水工事施工前

    防水工事施工前
    防水層も全体的に劣化が見られました。

  • 防水工事施工完了

    防水工事施工完了
    きれいに仕上がりました。
    高置水槽の塗装も塗替えを行いました。

お客様のご要望

ビルの外観デザインの変更のご依頼です。
築35年の収益ビルの外観はタイル張りで昭和を感じさせるデザインだったため、明るく都会的な印象へ変更とご要望をいただきました。
また、古くなったタイルの剥落の危険性から、剥落への保証もご希望でした。

ポイント

まずは、外壁調査を行います。
全面打診調査・目視調査により、修繕箇所を確認します。
タイルに浮きがある場合は、エポキシ樹脂を充填します。
クラックは一度タイルを撤去し、そのあと躯体の補修工事を行いました。
確認された補修箇所の工事後、ピンネットと呼ばれるネットを外壁全体に貼り、アンカーピンで留めていきます。
これにより、外壁がネットで覆われた状態になり剥落を防止できます。
全体の補修が終了後、左官工事でみかげ石調に仕上げました。
明るく、重厚な高級感あるビルに生まれ変わりました。

防水工事は、ウレタン塗膜防水を施工しています。
液状の防水材料を塗り、化学反応で防水の膜を作る工法ですので継ぎ目のない仕上がりになり、水の侵入のリスクが軽減できます。
また、排水溝周りなどの複雑な形状の箇所でも、確実に施工できるメリットがあります。
防水保証も10年間ですので、オーナー様も安心です。

お客様の声

各工事に保証があるのでこれから安心です。
建物の雰囲気が明るくなりテナントもすぐに満室になりましたとのことです。

築年数の経過した収益ビルは、ただ修繕をするだけでなくビル改修で新たな付加価値を付けなければ競合物件に負けてしまいます。
定期的に大規模修繕を行わないと劣化が進み、他物件との競争力が低下するうえに、入居率や家賃も下落して、収益が悪化していきます。
そうなれば修繕費を確保することができないため、さらに老朽化が進む、という悪循環に陥るおそれがあるのです。
こちらのビルは今回の改修工事後、満室になったとのことでした。
改修を行ったことで、新たな付加価値を付け建物再生が行えたのだと思います。

物件概要

所在地
東京都台東区
構造・工法
鉄筋コンクリート造
規模
鉄筋コンクリート造8階建て