ビル改修コラム

ビル改修で老朽化ビルを再生!資産として次の世代へ!

ビル改修で老朽化ビルを再生!資産として次の世代へ!
老朽化したビルをテナントに使い続けてもらうのは難しい現状があります。次世代オフィスビルが次々と登場する都内のオフィスビル・商業ビルの価値を保ち続けるためには、常に老朽化したビル機能の改修・再生やバージョンアップが必要です。
ビルオーナー様は、こうして常にビルの資産価値を保ち、空室率をゼロに近づけ賃料収入を最大化する必要があります。
そこで、老朽化したビルを再生し資産価値を高める方法を4つお伝えします。
ビル改修でサスティナブルな建物へ
ビルの老朽化が進んだとしても、これまで大切にしてこられたオーナー様の建物への想いは変わらないことでしょう。
そして、できることならお子様やお孫様へ資産として残したいとお考えの方も多いと思います。
建て替えと違い、リノベーション工事などのビル改修を行う場合は、そのビルが持つ価値を見つけ、それを生かした改修工事を行います。
そのため、建物が美しく機能的に生まれ変わりつつも過去の面影が残り、ビルの歴史やオーナー様の想いも一緒に次の世代へ受け継がれます。
その上、建て替えと比べてビル改修は、廃棄物も少なく地球環境への負荷も軽減するなどのメリットも多く、定期的なビル改修を実施している長寿の建物は、社会的にも意義のあるサスティナブルな存在となります。
効果的な水回りのトレンド化
効果的な水回りのトレンド化
老朽化したビルの水回り工事はビル改修のなかでも取り掛かりやすく、水回りの美しさや快適さは空室対策にも有効であり、資産価値を高める効果が得られる工事です。
特に築年数が経過したビルの水回りは、いくら掃除が行き届いていても、劣化したタイルや洗面台など、各所にレトロさを感じさせます。
そこで水回りを改修し、現在のトレンドに合わせたビル改修を検討してみましょう。
例えば、男女共用だったトイレを男女別にする、おむつ替えベッドを設置する、パウダールームを備え付ける、洗面ボウルを使ったおしゃれな洗面台の設置もおすすめです。
もちろん便器や洗面台の交換、壁紙の交換や塗装をするだけでも印象は全く変わってきます。
内装リニューアルのタイミングは、テナントが退去する際の原状回復工事と合わせて行うケースが多いです。
美しい外観と耐久性に投資を
ビルの寿命を延ばすためにも外壁の修繕は重要です。
外壁が劣化すると防水性の低下から雨水がビル内部に浸入し、それを放置すると建物の耐久性が弱まり地震で倒壊する危険性も出てきます。
そのため、定期的なビル改修で外壁修繕を実施することは建物の安全性を高め資産価値を維持することにもなります。
また、雨や日差しで長期に渡ってダメージを受けてきた外壁は、見た目の老朽化やデザインの古さが目立ち、ビル全体のイメージ低下に繋がります。
しかし、大規模修繕工事や改修工事などの際に、プラスの投資として外観のリノベーションを合わせて実施すれば工事コストも抑えられ、建物の個性を生かした新たな価値を生み出します。
ビル改修でセンスよく再生された外観は印象が大きく変わり、利用者だけでなく街を行き交う人をも惹きつける存在になります。
多くの人目に触れる共用部の改修
多くの人目に触れる共用部の改修
老朽化したビルのエントランスは、築年数と共にデザインも古さを感じさせるスペースになっています。
エントランスはビルの利用者だけでなく、訪問者など多くの人が目にする共用部なので、ビル改修によるイメージアップ効果が大きく期待できます。
また、設置から長年経過しているエントランスのセキュリティー設備は、利用者の安心安全のためにも新しいシステムへ更新する必要があります。
ほかにも、エレベーターの狭い空間は内装も近くで見えてしまうため、老朽化が悪目立ちする部分でもあります。
エレベーター内の改装だけでしたら、それほど大きなコストはかからないので、大規模修繕工事や改修工事と併せた実施がおすすめです。
次世代への資産として長期的に考えれば非常に効果的です。